FC2ブログ

記事一覧

魚シリーズ(吉田)

         「魚シリーズ」 魚の絵を棚から探し出して眺めてみるとなかなか面白いものがありましたので並べてみました。①鯛ー1   12号F これは頭の部分は京都の錦市場で買ってきたものです。王者の風格がなかなか出なくて困った覚えがあります。赤いバックはエナメルを塗ってやっと収まりがつきました。②鯛ー2  12号F これは前作よりもっと穏やかな鯛です。描いているうちに鯛がまるで人格を持っているような気がし...

続きを読む

お城シリーズ(井上)

お城シリーズ 1 これからお城のシリーズを2回にわけて載せます。僕らが日本国中、風景を描いて廻り始めたのは何よりも山を巡ってのことでした。しかし山はなかなか姿を見せてくれない。姿を見せてもすぐ雲に隠れてしまうことが多いのです。それで、山が見えない時は海に出て描いたりしたのですが、そのうちぼくは神社仏閣も雨よけのために描き始めました。そのうち神社仏閣は僕のお好みの題材になったのですが、そういう建物と...

続きを読む

2018年9月 それぞれの個展ー吉田脩二

2018年9月 それぞれの個展 吉田脩二  『桜島シリーズ』 これまで信州シリーズ(2015)、大山シリーズ(2016)、紅葉シリーズ(2017)と続いてきましたが、今年は桜島シリーズです(A室)。桜島は1968年の作品がありますからちょうど50年になります。必死の思いで城山や溶岩道路から現場制作をしたものです。ここに載せた12枚は現場から離れて、自分の中に湧き上がってきた桜島です。 実にさまざまな様式が用いられてい...

続きを読む

2018年9月 それぞれの個展ー井上和雄

     ごあいさつ  人生100年の時代がやってきたという話に肝心の高齢者はついていけません。「縁側で日向ぼっこしていたらコロリと死んで大往生」というのが理想だなんて遠い昔の話です。 退職後の長すぎる第二の人生をどう過ごせばいいのか、そんなこと誰も教えてくれなかった。つらつら考えてみるにむしろ私たちこそが先達なのです。まぁ何と厄介な時期に生まれたものでしょう。結局「職業」や「学歴」...

続きを読む

俳句と絵のコラボ 3 (吉田) 

       「俳句と絵のコラボ」3〇九月『歩きつづける彼岸花咲きつづける』(山頭火) 4号大  お彼岸になると田畑の畔に突然、火山のようにこの花が湧き起こります。葉も持たず突如として咲き乱れ、そしてあっという間に消えていく。あの花は花ではない。あれは女の業が咲いたものだ。 山口百恵が「曼殊沙華」で、〝恋する女は罪作り 命すべてをもやし尽くすの〟〝あなたへの想い どこまで行ったら止まるのかしら そん...

続きを読む

佐渡が島風景(井上)

   佐渡が島の絵 今回は佐渡が島の絵をアップします。裏書を見ると2007年の夏ですから、もう10年以上前に佐渡に行ったものです。行くまでほとんど予備知識もなく行ってびっくりしました。その文化の豊かさに驚いたのです。まずは北前船の交通の要衝だったことが文化の交流にとって基本的な条件だったと考えられますが、そこに流人として順徳天皇、日野資朝、世阿弥、日蓮など京を中心とした文化人がやってきて文化を根付...

続きを読む

 「俳句と絵のコラボ」2 (吉田)

      「俳句と絵のコラボ」2〇五月  『風吹いて花びら動く牡丹かな』(子規)6号 牡丹は食べられるのを知っている人は少ないようです。造園屋さんに言うと「へぇ~、ほんとですか」と驚いていました。さっと湯がいて酢醤油がいいでしょう。という訳でこの絵の牡丹もしっかり戴きました。なお芍薬も牡丹の親類だからOKです。〇六月  『山あれば山を観る』(山頭火)8号P 修那羅の仏頭をこの句に合わせてみました。信...

続きを読む

水田の絵(井上)

水田の絵 今回は水田を集めてみました。ぼくが三田に移住した理由の一つが水田にありました。戦時中疎開した先が、今は福山市に編入された広島県の田舎で、4歳から7歳までの4年間を過ごしたそこの水田や畦道が、ぼくにとっての「ウサギ追いしかの山」になりした。心のふる里としての水田の風景は、いまだに夢の中に現れます。向こうの山の下から湧き出た虹の下に行ってみたらどんなに美しいかと、まだやまない雨の中を走ってい...

続きを読む

俳句と絵のコラボ(吉田)

    「俳句と絵のコラボ」 先頃から好きな俳句に絵を添えてみるという試みで四季を描いてみました。遊び半分が次第に本気になり面白いものができました。今月から三回に分けてご覧にいれましょう。〇一月  『応々といえど叩くや雪の門』(去来)  4号・・この句はたしか中学の教科書に載っていて感動した覚えがあります。〝降りしきる雪の中を旅人がやっと山寺にたどり着いて門を叩く。応々と返事をしているのに寒さのあ...

続きを読む

縄文土器シリーズ4(井上)

縄文土器シリーズ 4 今回も縄文土器です1.鉢形土器(青森県、八戸市)P8号 縄文晩期 今回で一応縄文土器シリーズを終わりますが、今回は八戸市是川遺跡の小さなお皿のようなものばかりを集めました。どれも形、色合い、肌合いが気に入ったものです。土器というのは、土や火の加減で予期しないようなものが出来るのでしょう。この土器など、色の変化も形も何と素晴らしいでしょう。デリケートですね。2.壺形土器(青森県...

続きを読む